肌のお悩み・・・ あなたはどうですか?6
一言で「しみ」と言っても、色々な種類があり、原因も様々。
あなたが一番気になる「しみ」はどのタイプですか?
日光性黒子(にっこうせいこくし)
日光性黒子
日光性黒子

主な原因:紫外線
できる部位:全身

一般的にしみと言われているものの大半がこのタイプで、老人性色素斑とも言われています。
主に紫外線の影響で引き起こされる色素沈着によるもので、メラニンの生成が過剰になり、排出が滞った結果、しみとして残ります。
紫外線を浴びた量に比例して現れやすく、20代でも紫外線をたくさん浴びる機会があると発生しやすくなります。
炎症性色素沈着
炎症性色素沈着
炎症性色素沈着

主な原因:炎症
できる部位:全身

日焼けやニキビ跡、ムダ毛の処理による炎症などが残ってしまってできる淡褐色のしみ。
間違ったクレンジングやマッサージなどでも起こります。
年齢・性別・部位に関係なくでき、時間とともに徐々に薄くなりますが、なかなか消えずに残ることもあります。
肝斑(かんぱん)
肝斑
肝斑

主な原因:ホルモンバランスの乱れ
できる部位:主に30歳以降の女性の顔

頬骨の周辺や額、口の周辺などに左右対称に現れる薄い褐色のシミで、広範囲にぼんやり広がるという特徴があります。
30~40代の女性によく見受けられ、生理前や妊娠の後に出る人が多く、ホルモンバランスの異常とも言われています。
紫外線を多量に浴びると濃くなる傾向があり、また肌の摩擦によっても悪化します。
雀卵斑(じゃくらんはん)
「雀卵斑
雀卵斑

主な原因:遺伝
できる部位:全身(鼻の上、頬などにできるケースが多い)

雀卵斑(じゃくらんはん)とはいわゆる「そばかす」。
基本的に遺伝によってできるが、紫外線を浴びることで増えたり濃くなる傾向にあります。
予防にはしっかり日焼け止めを塗り、遮光することが効果的。頬や鼻の周りにできるケースが多いです。
出典元:友利 新(2014)『肌美人になるスキンケアの基本』学研パブリッシング
しみができるメカニズム
あれ?いつの間にかしみができてる・・・
なんだか最近しみが増えた気がする・・・
厄介なしみはどのようにしてできるのでしょう?
  • 1
    紫外線や女性ホルモンなどの
    刺激誘引物質が表皮細胞に作用します。
    しみができるメカニズム1
  • 2
    刺激によりメラノサイト活性因子が
    シグナルを出します。
    しみができるメカニズム2
  • 3
    シグナルを受けたメラノサイトでは、
    チロシンがメラニン生成酵素チロシナーゼ
    によってメラニンへと変化します。
    しみができるメカニズム3
  • 4
    作り出されたメラニンが表皮細胞に
    過剰に蓄積をされるとしみになります。
    しみができるメカニズム4
※イメージ図
メラニンは本来、紫外線や様々な 外部刺激から細胞を守ってくれる、
人間にとって大切なもの。
しかし過剰にメラニンが作られ、 ターンオーバーなどの乱れにより蓄積されると、
色素沈着し、しみとなるのです!
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